「まがね」秀作選の紹介にあたって   鬼藤千春

「まがね」秀作選の紹介にあたって   鬼藤千春

 「まがね」の創刊は、1977年の3月である。今年で36年を迎えた。いま、第54号を発行したところである。2年に3号、つまり8ヵ月に一冊のペースで発行してきている。
 「まがね」は優れた小説の宝庫である。「民主文学」の支部誌・同人誌推薦作の優秀作・入選も数多く輩出している。
1978年 「山男と弥ァやん」 三宅陽介・優秀作
1986年 「四十年目の夏」 妹尾倫良・入選
1992年 「英ちゃん」 実盛和子・入選
2004年 「遠ざかる灯」 諸山立・入選
2007年 「麦秋」 有坂初江・入選
2008年  「みかん」 鬼藤千春・入選
2009年  「緑風の時」 野中秋子・入選
2010年  「声を聞かせて」 笹本敦史・入選

 また、その他の文学賞にも数多く選ばれている。
「母の遺言」 長瀬佳代子 岡山県文学選奨小説B部門・入選
「冬芽」 長瀬佳代子 津山の文学賞・佳作
「帰郷」 長瀬佳代子 岡山県文学選奨小説部門・佳作
「仲間」 長瀬佳代子 自治労文芸賞・受賞
「内示を待つ日」 長瀬佳代子 第11回自治労文芸賞・入選
「谷間の小屋へ」 長瀬佳代子 川崎文芸懇話会賞・受賞
「骨の行方」 諸山立 岡山県文学選奨小説B部門・入選
「水底の街から」 諸山立 岡山県文学選奨小説A部門・入選
「母の世界」 浜野博 岡山県文学選奨小説部門・佳作


 このように、「まがね」の作品は、さまざまな文学賞を受賞しており、対外的にも大きな評価を得ている。
 また、受賞作品だけでなく、「まがね」の創刊号から第54号までの中には、優れた作品が沢山眠っている。そこで私は、それらの秀作を掘り起こし、紹介したいと思っている。その仕事が現在と未来の人たちに役立つことを願って、「まがね秀作選」の紹介をしてゆきたい。
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