9月例会のご案内と8月例会のご報告

9月例会のご案内
日時 9月23日(土)13時から16時
場所 吉備路文学館 2階研究室
※通常とは曜日が変更になっています。

内容 まがね59号の合評
   「消えた子」 妹尾倫良
   「アンジー」 笹本敦史
   戯曲「はーるよ来い」 前律夫


8月例会のご報告
 8月20日(日)13時から吉備路文学館で例会を行いました。参加は妹尾、石崎、井上淳、桜、笹本でした。

まがね59号の合評を行いました。
「来年の春」長瀬佳代子
 まがねへの愛着や期待する気持ちが感じられる。会員に対するメッセージなのだと受け止めたという感想が多かった。
小説というよりエッセイとして読める。主人公は「私」とすれば良いのではないか、という意見もあった。
身内の話なので、なるほどと思って読めるのだが、知らない人が読んだらよくわからないのではないか。また山場がないなど小説としては面白みに欠けるという意見があった。


「結婚願望相談所」井上淳
 今、婚活は大きな問題になっており、それを取り上げたのは興味深い。構成が良く、うまくまとまっていて、おもしろい。
 兄弟の内、兄は結婚よりも引きこもりの方が深刻だと思われるがそれが簡単に解決するところに疑問を持った。また兄弟の問題はそれぞれ違うのでいっぺんに解決させるのは無理があるという意見があった。
 タイトルが結末を予想させるので良くないという意見と不思議なタイトルであるため読者を引きつける効果があるという意見があった。
 驚きの結末をもっと効果的にするために工夫した方が良い点についていくつか意見が出された。
 「母親のセリフがよい」「結末にユーモアがある」という読者からの感想が紹介された。


「桜の花が咲く頃」桜高志
 新しい文体に挑戦して成功している。主人公の造形がおもしろい。
主人公を狂言回しに介護の現場をユーモラスにうまく描いていて読ませる。
介護の仕事に関する決まりごとを知らない読者には伝わらないところがある、主人公が介護施設に勤めるに至る経過がわからないなど説明不足の点が指摘された。
またラストシーンは唐突で疑問があるという意見が出されたが、どちらとも言えないという感想もあった。


民主文学の支部誌同人誌推薦作特集への推薦と中国地区研究集会への提出作品を決めました。

受贈紙誌
 「流域」第26号(埼玉東部支部) 「河口」20号(新潟支部)
 「支部月報」408号(仙台支部) 「東京南部ニュース」第568号(東京南部支部)

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