4月例会のご案内と3月例会のご報告

4月例会のご案内
日時 4月24日(日) 10時~12時半
※通常とは日程が変わっています。ご注意ください。
場所 吉備路文学館

内容
民主文学5月号の合評
  「彷徨える森」 井上通泰
  「『社会主義リアリズム』とは何だったのか」 谷本諭
まがね58号の編集


3月例会のご報告
 3月27日(日)13時から吉備路文学館で例会を開催しました。参加は妹尾、石崎、井上淳、桜、笹本でした。

民主文学4月号の合評
「青い作業着」最上裕
・文章は整っている。
・状況説明に終わっていてもの足りない。人が描けていない。
・タイトルにもなっている「作業着」へのこだわりの意味がよくわからない。
・題材が短編むきではないのではないか。
・作者の以前の連載は良かった。
・学童保育の指導員になった友人を登場させているが、対比として効いていない。
・類型的で、わかる人にはわかるが、それ以外の読者には説得力が弱い。

「冬の日」仙洞田一彦
・淡々として気持ちのいい文章。
・作者が若者を書いた作品はもの足りなかったが、これは良かった。
・過去を起点にさらに過去に遡っているのでわかりにくい。(実話が基になっているからか)
・母の介護についての葛藤など主人公の心理がよくわかる。
・戦争法から回想に入るのはやや無理が感じられる。
・事実そのものを書いたにしても表現がうまい。

関連して
・表現のうまいものよりも物語の方が記憶に残りやすい。今回の合評作品で言えば「冬の日」より「青い作業着」の方が記憶に残るかも知れない。
・ただ印象の強い表現は心に残る。(又吉直樹「火花」の中に忘れられない台詞があった)
・4月号では青木陽子の「片栗の丘」と座談会も良かった。

お知らせ

中国地区文学研究集会の日程が決まりました。
 10月29日(土)~30日(日)
 会場は広島市内の予定です。
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