11月例会のご報告と1月例会のご案内

11月例会の報告
 11月23日(日)13時から吉備路文学館で例会を開催しました。参加は妹尾、田中、石崎、中山、井上淳、笹本でした。

 参加者から中国地区研究集会の報告がありました
・岡山支部からは石崎、原、井上、笹本が参加しました。
・全体の参加者は講師の他13人でした。
・講師のたなかもとじ氏は気さくで親しみやすかった。
・呉支部の小澤さんの作品(随筆)の完成度が高かった。
・井上作品は好評を得たが、フィクションであることが理解されにくいと感じた。
・井上作品について、細かい描写ができていないという指摘があり、当たっていると思った。

 来年度は岡山での開催となるため、会場などについて意見を出し合いました。

「まがね56号」の合評を行ないました。

「マンション火災」妹尾倫良
・小説ではないと感じた。
・会話・描写にユーモアが感じられる。
・主人公の存在感が薄く、切実さが伝わってこない。
・マンション住民が高齢化している現状が滲み出ている。
・詩的な表現が多く、魅力的だ。
・避難の場面に臨場感がある。
・以前より素っ気ない文章になっているが、悪くない。

作者から
・退院後初めて書いた作品で、清書するだけでもたいへんな時間が掛かっている。
・小説というよりドキュメンタリー的なものとして書いた。


「残りの旅」長瀬佳代子
・3人の登場人物の誰にも焦点があたってなく、人物が浮かび上がらない。
・若杉峠の描写がもっと欲しい。
・構成がうまく、文章もいい。
・老いの寂しさを感じながらも、生きてきた人生を肯定できる生き様を感じる。
・感情に訴えるものが少ない。心を打たない。
・文章が上手すぎて、哀愁が滲んでこないのではないか。
・切なさは十分伝わった。
・エッセイとして書いた方が良いものになったのではないか。

「二つの『再開』」野中秋子
・この青春観はこの世代独特のものだが、もっと客観的に見る必要がある。
・トップアスリートの話を入れる必要はない。
・アスリートの精神論はよく言われているようなことで目新しさはない。
・メールのやりとりに臨場感がない。
・もっと人物を掘り下げた方がいい。
・良い感性を持っていると思う。もっと深く考えたら良いものが書けるのではないか。

1月例会のご案内
日時  1月25日(日) 13時~16時半
場所  吉備路文学館


内容
 まがね56号の合評
  「父の死」中山芳樹
  「出生率」井上淳
  「瀬戸を渡る」笹本敦史
  「あこがれ」石崎徹

12月は忘年会開催のため例会はありません。

受贈紙誌
 東京南部ニュース535号 536号
 欅通信9・10月号 11月号
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