6月例会のご案内と5月例会の報告

6月例会のご案内
日時 6月15日(日) 13時~16時半
場所 吉備路文学館


内容
 「民主文学」5月号の特集「創作方法の探究」について話し合います。
  「小説における視点の問題」 青木陽子 (報告者 田中)
  「文学における題材とは」 牛久保建男 (報告者 桜)
  「人間を描く、ということ」 小林昭 (報告者 石崎)

5月例会の報告

「まがね」55号(54号)の合評
「ノロ鍋始末記」石崎徹
・作業の描写がわかりにくい。
・主人公の直木より柴田さんの方に魅力がある。
・家庭の描写がいい。
・職場の人間関係が興味深い。
・仕事をめぐる柴田と渋井の対比に大きなテーマがある。
・大企業と下請けとの関係で安全衛生の本来の目的がねじまがるというところが重要。

(作者より)
・長年慣れた現場作業のことなので、あたり前に書いてしまい、わかりにくかったと思う。
・初めは柴田さんを主人公に書いたが、渋井の件が大きくなり、変更した。
・渋井が重要な人物なのに描写が足りなかった。

「民主文学」6月号の合評
民主文学新人賞「せつなげな手」竹内七奈
・矛盾だらけだが、それが若者の生きづらさを表していると思う。
・思いついたことを並べているようだ。
・言っていることに納得できない部分もあるが、主人公の個人的思いだと理解した。
・今までの民主文学の範疇に収まらない作品だと感じた。

佳作 「望月所長へのメール」石垣あきら
・ミステリータッチの展開に引きつけられて読んだ。
・メールでの種明かしについては安易に感じるという意見と人物の性格描写から理解できるという意見が出された。

佳作 「リバティーに愛をこめて」長谷川美智子
・3作の中で一番迫力があった。
・細かいところまで描けている。
・おそらく手記のようなものが基になっているのだろう。貴重な作品だと思う。

 3作とも水準が高く、どれが正賞となってもおかしくないという意見が出された。

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