7月例会報告

7月例会報告

7月28日(日)1時から倉敷市水島の「ケアハウスちどり」で例会を開催しました。久しぶりに三宅陽介さんが参加されました。参加者は他に鬼藤、諸山、井上、桜、田中、妹尾、石崎、笹本でした。

「民主文学」支部誌同人誌推薦作への応募作品を論議し、決定しました。
また中国地区研究集会への出品作品は笹本敦史の「ユニオン!」(民主文学6月号)とすることを決定しました。
8月例会を懇親会(民主文学新人賞受賞を祝う会を兼ねて)とすることになりました。

民主文学6月号の合評を行ないました。以下のような意見・感想が出されました。

「ユニオン!」笹本敦史
・笹本らしくない、賞を意識した作品ではないか。
・組合活動を通しての成長という展開が類型的。
・構成がよく考えられていて、手堅い。
・結末はもう少し工夫が欲しかった。
・観点に感心した。
・今の時代を描いていて、読むと元気になる。
・労働場面は文学的、後半はエンタメ的な書き方を試しているのだろう。
・労組結成の流れが自然で無理がない。
・恋愛が物語の底流にあって効果的。
・重厚さが欲しい。
(作者より)
・賞を意識していないと言えばウソになるが、以前から書きたかったテーマである。
・現実を基にしているが、全体としては創作したもの。
・構成はプロットで組んだのではなく、書きながら修正してできたもの。

「霧の中の工場」永澤滉
・読みやすく、わかりやすい。
・企業小説としておもしろい。
・労働組合結成の経過に無理がある。
・古い時代の話に思える。携帯電話に違和感。
・作品として完成していないのではないか。
・青年の成長物語として読めば、しみじみとわかる。
・文章力はある。
(「作者と読者の会」で笹本が聞いた作者の話)
・組合成立物語というより青年の成長過程を描きたかった。
・昔あった話を現代に置き換えて書いた。

「無機質な腐敗」望月笑子
・描写がなく、バラバラに言葉が連なっている印象。
・接続詞も改行もなく話が転換するところが多く、読みにくい。
・現代的で重いテーマなのにいろいろ書きすぎている。
・用語の間違いが目立つ。
・構成に目新しさがある。

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