梅崎萌子「桜の木のあるところ」 石崎徹

 梅崎萌子「桜の木のあるところ」 石崎徹

 この作品の批評はとても出来ない。これは批評以前である。読みにくい作品というのは世にいくらでもある。げんに「abさんご」はとても読みにくかった。でも文章の筋は通っていた。この作品の文章は文章以前である。文章が下手でも感動的な作品、面白い作品というのにも今まで出会ってきた。しかしこの作品はいけない。編集部はどこを評価して載せたのだろう。そんなに原稿が足らないのか。
 「まがね」にもこれをはるかに超える作品はいくらでもあるし、毎月の支部誌評を読めば、全国の支部誌にはずいぶんありそうである。支部誌に載ったものは民主文学には載せないという原則を廃すべきではないか。つまらない作品がひとつでもあるとその雑誌は見向きされなくなってしまう。支部誌で書いている作家たちだって気分が悪いはずだ。
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