2014年02月の記事 (1/1)

14年度総会の報告と3月例会のご案内

14年度総会の報告

2月16日(日)13時から吉備路文学館で2014年度の総会を開催しました。
笹本事務局長から13年度活動報告、井上会計担当から会計報告がありました。
14年度役員について以下のように決定し、役割分担を確認しました。
 事務局長 笹本敦史  会計 井上淳  編集長 桜高志  編集次長 妹尾倫良
 幹事 長瀬 石崎 田中
 支部長は当面空席とします。

参加者で新年度に向けての抱負を出しあいました。
・批評されることが文章を書く上で役立っている。
・組織活動は苦手だが、できることで支援したい。
・今、書くことに気持ちが向いていない。当分勉強したい。
・考えることは楽しいが、作品にできていない。
・私的なことで嫌なことが多いが、それを創作で発散するのは良くないと思う。
・自己成長の一年にしたい。
・新しい仲間を誘いたい。
・もっと言葉を学びたい。
・作品も組織も広がりをつくっていきたい。
・私的なことで忙しく、創作に取りかかれていない。
・細々とでも組織として存続できるために働きたい。


笹本敦史「走り出す」(民主文学2月号)の合評を行ないました。

・説明的で難しいところがある。
・「ユニオン!」は明るかったが、こちらは切ない感じがする。
・山あり谷ありの展開で完成度が高い。
・会話に理屈っぽいところがある。
・楽しんだ。ところどころ感動もした。
・性格の描き分けができている。
・失敗したところで終わっているのがリアルに感じる。
・労働組合に期待できなくなっている今の若者にどうせまっていくのかが課題。
・文章はいいが、文学性は感じない。

(作者から)
・「ユニオン!」で描かなかったところを取り上げた。
・特殊な世界の話なのできちんと伝わるように気をつけた。
・長い年月における生協の変化など十分説明できていない。
・生協そのものを描くのは難しいと感じている。

3月例会のご案内

日時 3月23日(日) 13時~16時半
場所 吉備路文学館


内容
まがね55号の合評
「モスコミュールで乾杯」 田中俊明
「『保坂』バス停」    妹尾倫良
「若き日の蹉跌」     桜高志
「尖閣漁民の戦い」    井上淳
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1月例会報告

1月例会の報告

1月26日(日)13時から 吉備路文学館で例会を開催しました。

・鬼藤千春さんから短編集「磯の光景」出版の報告がありました。県内の図書館にも配本されます。

まがね55号の合評を行ないました。

「母の潮汲み」鬼藤千春
・描写がいい
・漁師の生活や文化が印象に残った。
・歩兵第10連隊に焦点をあてた意味は大きい。
・構成が見事。
・描写が細かすぎるところがある。
・力を込めて書いているのがわかる。
・読者から「良かった」という感想を聞いた。
・重たいエピソードが続くので読んでいてきつい感じがする。
・4章目はいらないのではないか。
・全体に力が入っているので、強調されるべき部分が霞んでいる。
・作品で戦争を語り継ぐことは大切だ。
(作者より)
・小林昭さんからは「並置法になっていて緩急がない」という指摘があった。
・もっと凝縮して書く必要があると思っている。(志賀直哉は100枚書いて70枚削る、と聞いた)
・潮汲みの題材は短編集の表題作「磯の光景」でも扱っている。

「真金吹く吉備」長瀬佳代子
・「吉備の中山」が吉備津神社の後方の山を指すこと、「真金吹く」は「吉備」の枕詞であることなど若干の間違いについて指摘があった。
・随想として読めば美しい筆運びの文章だと思う。
※「まがね」の題字や作家についての話題が盛り上がりました。

「水を売る」笹本敦史
・おもしろおかしく読ませる作品。
・主張が表に出ていないところがいい。
・見事なコメディだ。
・おもしろいけど物足りない。
・こんなにあっさり騙されるものだろうか。
・結末に意外性がない。
・こういう詐欺は現実にある。
・人間の悲しさ愚かさを描いているところがいい。
(作者より)
・視点人物を変えるなど創作過程ではかなりの改変をしている。(苦労しているのだと言いたい)
・結末に矛盾しないように全体を構成しているので、結末に意外性がないというのはその通りだと思う。
・社会的問題は背景にはあるが、それをテーマとして強調することは避けた。


14年度総会のご案内
日時 2月16日(日) 13時~16時半(第3日曜です。お間違いなく)
場所 吉備路文学館
内容
・13年度のまとめ
・14年度の方針
・会計報告

あわせて笹本敦史「走り出す」(民主文学2月号掲載)の合評を行ないます。